胸が熱くなった。
人種差別の激しい時代、
それだけでなく男女間の差別も
歴然とある時代に、
あんな風に毅然と道を切り開いていったなんて。
自分の才能と可能性を信じるって
言うは易し行うは難しで、
その道程でどれほど傷付いただろう。
それでも、今ある状況をユーモアとガッツと知性で乗り越えていく姿勢が清々しい。
始めは差別丸出しの白人同僚たちが、
キャサリンたちの飛び抜けた実力と努力を惜しまない姿に、少しずつ壁を壊して歩み寄る姿にも好感が持てたし、
キャサリンの頭脳を買っていた宇宙飛行士のグレイが、土壇場のトラブルに正確な計算で彼女がゴーサインを出した時の
"最後はやっぱり人ですよね"
のセリフにグッときた。