pasatiempo

ウエストワールドのpasatiempoのレビュー・感想・評価

ウエストワールド(1973年製作の映画)
3.5
初見。
 Y・ブリンナーの顔がアップのポスター、インパクト大きく今まで作品観ていないが印象には強く残っている。また、彼は西部劇のイメージが強くロボットとは新境地。

 M・クライトンが監督兼脚本と自身が思い描いた話を映像化。
 主演の二人がちょっと地味で申し訳無いが俳優陣は誰も知りませんでした。

 前半は施設内(西部時代)を堪能し、人(ロボット)を銃で撃てるなど普段出来ない事が出来るまさに人間の欲求を満たしてくれるメリットを映し出す。
 後半はロボットが制御出来ず暴走することから一転、話が人間とロボットの追いかけっこ。執拗に追いかける展開は『ターミネーター』はこれを真似たかも。

 このロボットがY・ブリンナーだが、表情を変えない演技がロボットらしい。衣装が『荒野の七人』そっくりで知っている人はニヤッとする設定。

 人間に対しては危害を加えないような設計が何故暴走したのかがイマイチ分からなかった(見逃した?)。
 これらロボットを制御する管理室のチープさはしょうがない。が、当時でこのストーリーを書いたM・クライトンは凄いとしか言いようがない。
 後に『ジュラシック・パーク』へ繋がるんですね。

視聴環境:字幕、ノーカット
パンフ:未保有
pasatiempo

pasatiempo