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ウエストワールドのTakeBtzのネタバレレビュー・内容・結末

ウエストワールド(1973年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

1973年制作。
去年、アンソニー・ホプキンスやら、エド・ハリスやらの超豪華人でHBOがドラマリメイク化した西部劇×ロボットSFな先見の明アリアリな一作!

『ウエストワールド』

原作/脚本/監督は、マイケル・クライトン!

何の因果か、コレをDVDで見ている今、金曜ロードSHOW!では、同原作者の『ジュラシック・パーク』をやってるっという奇遇。

まぁ、超簡単にあらすじを言うと、客以外のキャストが全員高性能なロボットと言うテーマパーク『デロス』で、古代ローマ、中世ヨーロッパ、アメリカ開拓時代の西部、の3つの世界から1つを選択し、その中で現実世界を忘れて、映画の登場人物のような日常(GTAよろしくな蛮行も可!)のひと時を過ごしましょう!的な所にやって来た金持ち2人(イケメンとヒゲ童貞)が、故障によりコントロール不能になったロボットガンマンに、命を狙われるって話。

キャメロンの『ターミネーター』より遥か前に、ロボットが人間を殺しにくる!ってのをやってるのがまず先見の明アリアリ!

んでもって、殺人ロボガンマンがハゲ俳優一のダンディイケメンのユル・ブリンナーなんだけど『ターミネーター2』のロバート・パトリックは、絶対このロボガンマンを元にしている気がする‼︎

知らんけど…!

あと、主役級俳優のユル・ブリンナーが、ここまでぶっ殺されまくるのも珍しい作品だよね(笑)

ロボットユル氏の顔がパカッと開いて中身が見えたり、撃たれた時に、ロボットなのに痛そうな顔しちゃうユル氏が最高に可愛いかったりと、意外なユル氏の一面が観れる一作💕

最終的には、素人童貞のヒョロヒョロ白人が、冷徹無比な殺人ロボガンマンのユル氏を焼き殺す映画です。

人間の普段抑圧された、暴力性や性的鬱憤をロボット相手にブチまけたけど、ロボットから復讐されて、ぶっ殺される構図が色々な事象のメタファーになってるのも秀逸で、何度観ても、ユル氏を応援してしまうね!

ラストの「あーぁ…」なオチも笑えて好き👍❗️ふ
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