ぽぱゐ

ウエストワールドのぽぱゐのレビュー・感想・評価

ウエストワールド(1973年製作の映画)
4.0
主人公の相棒はクリスチャンベイルではありません。ジェームズブローリンという方です。激似。
パッケージの「ガンマン406号」はおそらくターミネーターT-800の元ネタです。ガンマン406号のほうが追ってくる恐さは上。後半なんてターミネーターがまんま展開もってきたんじゃないかと思うくらいです。無表情でも目で不気味さを与えるユルブリンナーの怪演。
西部、中世、古代ローマの完全再現された場所で、見た目人間のアンドロイドが当時の生活をしている中にアトラクション感覚で飛び込めるというもの。この間アンドロイドは何があっても人間に傷はつけられない、という設定の大人の遊園地です。暴走してしまいますが。
前半は主人公と相棒がヒャッハーする内容で、それに対するテーマパーク員のセリフが皮肉効いていたりしておもしろいです。女が男性客の誘惑を断ったぞ、→故 障 か 。この流れに笑ってしまった。完全に性のはけ口にされているっていうメッセージだしすぎでしょ。
西部の酒場の喧嘩もヨーイスタートではじまるし、宴会場での一対一の真剣勝負も低レベルだし、暗にバカにしてるのかと思うくらいですがそのチープさが他のSFとは違うチープさでとてもいい。
顔がはずれる演出もメンインブラックなどでみれるポピュラーなのをこの時代にやってます。
ぽぱゐ

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