オムニバスだけど、それぞれの登場人物が関わる瞬間は一瞬しかないので、短編を3つ見てる気分だった。
30〜40分の短い時間でそれぞれの主人公の日常、抱える葛藤、その他いろんな言葉にできない感情の数々が丁寧に描かれていて、どれも引き込まれる話だった。
とても地味な話だと感じてしまう人が多いようだけど、
実際、自分も最初の数分見て、「ヤバい、つまらなそう…借りるんじゃなかった…」と一瞬後悔しかけたけど、話に引き込まれてからはあっという間で、見終わった後は、何とも言えない深い余韻に包まれて、いい気分になった。
いろんな感情をかき立ててくれる映画だった。
ツイッターで見た情報だけど、
有名な海外の映画批評サイトRotten tomatoesではこの映画、批評家満足度92%なのに、観客満足度は52%とのこと…。
3つの物語を通して胸にくるものはあるので、ぜひ多くの人に見てほしいな…。
