日本の現状についても考えずにはいられない作品
無意識に「悪意なく」行われる差別、歴史修正、陰謀論は日本にも根強く見られる。これらは事実を示しても歯が立たない「信仰」のように精神に根ざした価値観なんだろう。
一人ひとりに信じる「真実」があるのなら、歴史とは一体なんなんだろうか。
最後にリップシュタットが言った「あなた方は記憶され、苦しみの声は届いた」
これが、歴史の一側面のように思った。
人類の失敗を歪めず、認め、傷ついた人々の傷口を記憶する。それが、次の失敗に備える歴史のひとつの役割だと。
アーヴィングのような歴史修正主義者は
「自分の信仰する"夢"を見ていたいだけだから、事実を突きつけることだけでは限界があるのだ」というweb記事に納得したのでメモしておく。
【メモ】
https://diamond.jp/articles/tachibana-print/184804?page=4
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