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「否定と肯定」に投稿された感想・評価

あーこ

あーこの感想・評価

4.0
イギリスは被告側が立証するって国によって全然違うルールなんだなー。
ガス室の大量虐殺は無かったなんて主張を信じている人がいるのも驚き。
MAAAAA

MAAAAAの感想・評価

3.4
実際にこんな裁判が行われたんだ
と驚きです。

ホロコーストは本当にあったか
なんて裁判
そんなの一目瞭然なのでは?
と思ってしまった。
kid

kidの感想・評価

3.5
すごかった
事実は事実だろうよ、と思っていたけれど、そういう論点から切ることもできるのか…と裁判の巧妙さ¿にびっくりした

ヒトラー信奉
ホロコースト否定
ね。
しっかり調べれば事実なんて明白なのに、なぜか自分の解釈が正しいと思い込んでしまうし、周りにもそう信じ込ませることができちゃうって恐ろしいよね。

アーヴィングは何がしたかったんだろう
捻じ曲げた話や嘘は、自信が敬愛するヒトラーをより辱めることになるんじゃないの?と私は思った

自分が信じるものを正当化するために事実を曲解するなんて本当に呆れる。
だけど、裁判の場だけでなく、日常にもありふれる起こりうるシチュエーションだなと思った。
客観的な視点と事実を追うことって非常に大事。
自分の主観だけで物事を捉えないこと、私も肝に銘じたい。
晶

晶の感想・評価

3.8
言論の自由はそもそもそれを自分に都合のいいように解釈して、平気で人の名誉をけがす人もいる事を想定して認められた自由やないから
い

いの感想・評価

3.6
ホロコーストはあったのか、なかったのか。
イギリスの裁判は被告側が立証する立場っていうのが面白い。
否定派のアーヴィングに訴えられた主人公は、ホロコーストがあったことを立証しなければならない。
弁護団が有能過ぎて惚れ惚れする映画だった。
安藤嘘

安藤嘘の感想・評価

4.2
「ホロコーストはなかった」そんな馬鹿な……って主張を巡って実際に裁判が起きていたとは知らなかった。どんな科学的な実証も論理的な証拠も実体験に基づく証言も声のデカいやつに一瞬で脅かされる恐怖よ。
cerohann

cerohannの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

デボラ・リップシュタット
VS
デイヴィッド・アーヴィング

ホロコーストについて、
「ではどのようにして我々は知ったのか」で始まる。

スピルバーグも被告側の裁判費用を出したの史実かな。

「意見は多種多様ですが
否定できない事柄がある」

「プレスリーの死」すらも人によっては否認してしまうのか。

アーヴィングはホロコーストだけでなく判決も否定という結末に、まあそうなんだろうな、と某元アメリカ大統領のことを頭に浮かべながら思う。

内容がとても意義深かった。映画としてもまあ良い方だったかなと思う。どこまで脚色してるかの情報は欲しいところだけど。

(2022/09/13、昨日放送されたダークサイドミステリー「世紀の歴史裁判」見る。歴史家の見方のジグソーパズルの喩え、知ってる。ウソは言論の自由に含まれない。)
もじゃ

もじゃの感想・評価

3.5
「ガス室では誰も死んでいない」

歴史学者デボラはホロコースト否定派のデイヴィッド・アーヴィングと裁判で争うことに。デボラは勝てるか?

実話に基づく重い社会派作品。
英国法定では訴えられた側に立証責任があるとは初めて知った。アウシュビッツ見学のシーンは見ていて神妙になってしまう。心情的に正しい主張と、裁判に勝つための主張の葛藤がデボラにはある。逆に言うと感情の激しい人だから相手として選ばれたのかもしれない。彼女の怒りや思いの強さは画面から伝わる。

レイチェル・ワイズも歳を重ねてこんな役をやるようになった。凄くエネルギッシュで感情的。綺麗なんだけど、なんかそう見えない(笑)
敵はティモシー・スポール。ハリーポッターのピーター・ペティグリュー。ズルい意地悪な顔と振る舞いが終始嫌らしく憎たらしい。

難しい話ながら、意外に序盤のセットアップは短く一気に裁判準備へ。取っ付きを良くしたかったのかもしれない。史実であるし、フィクション的な裁判の逆転に継ぐ逆転みたいな展開ではない。その分デボラ、アーヴィング両名の人物像に焦点が当たったように見える。

こんな挑発的な裁判起こすやついたんだな…って作品。
odyss

odyssの感想・評価

3.5
【意地の悪い見方をすれば】

ホロコーストがあったかないかをめぐって、裁判沙汰になる実話。
 
見ていて、あれと思う部分が結構あった。

まず、否定論者が米国ではなく英国で裁判を起こしていること。米国の裁判なら訴えた側に立証責任があるけれど、英国は逆で、訴えられた側に立証責任があるという。裁判で争点になっている件について、証明するのは実は大変。私は裁判沙汰に巻き込まれたことはないけど、裁判では立証責任を負わされたほうが負けるケースが多いと聴いたことがある。

英国の裁判では、裁判長はもとより、弁護士でもカツラをかぶる場合があるんだね。ふうん。

裁判所のそとで、ヒロインに「ジュー」と罵声を浴びせる人がいること。今どきの英国にも反ユダヤ主義者はいるんだなあ。もっともホロコースト否定論者の学者も「ネオナチ」と罵声を浴びてたけど。

ヒロインがレイチェル・ワイズだから美人で、悪役のホロコースト否定論者は中年の醜男。いかにも映画的な配役だなあ(笑)。ちなみにパンフレットで実物のヒロインをみたけれど、残念ながらレイチェル・ワイズには遠く・・・(笑)

裁判のやり方って、国によっても違うし、結局はやり方を知っている弁護士やなんかに従っていれば勝つ、とお話なのか。ヒロインは最初はそれに抵抗するのに、結局英国流に従う。郷に入れば・・・ということかな。実際、ヒロインは裁判所で最初は裁判長に頭を下げるのを拒否している(米国流なのかな)けど、最後には頭を下げているんだね。でも、それで良かったのかな。

・・・思うに、ホロコーストについては研究している人も多いし、戦後の国際政治にも大きな影響を与えている。だから、本作品の否定論者のような変な「学者」がいるにしても、基本的にはその嘘は比較的容易に暴くことができる。

それに、こういう裁判で、もし否定論者を勝たせたら、英国の裁判所は国際的に非難囂々を覚悟しなければならない。だから、はっきり言うけど、結果は見えていたんじゃないか。

でも、と私は思う。
これほど研究者の数が多くなく、肯定論者も否定論者もそれなりにいる歴史上の争点が裁判沙汰になったら、どうだったろうか。
また、そういう問題について裁判で争うことがいいことなのかどうか。

その辺まで考えさせてくれる映画なら、良かったのだけれど。
という点で、「深さ」がちょっと足りない映画じゃないかと。

また、作中引用されているゲーテの「意気地なしは安全な場所でのみ大声を出す」という言葉だけど・・・ホロコーストについて言えば、否定論を語ることのほうがむしろ勇気が要るのではないか。むろん、否定論は嘘だということが第一にあるわけだが、米国ではユダヤ系の圧力団体があって、ホロコースト否定論にはすぐさま抗議などを受けることになる。

それに付随して私が思ったのは、なぜホロコーストの当事者ではない、つまり、やった側でも被害者でもない米国内で、これほどホロコーストが大声で語られるのかについて、米国人はあまり考えていないのではないか、ということだった。いや、ホロコーストを逃れて米国に移住してきた人が結構いることは確か。ヒロインもそういうユダヤ人の子供のようだし。

でも、米国が直接関わったホロコーストといったら、(ホロコーストとは言われていないけど)インディアンの大量虐殺だよね。それと、黒人をアフリカから多数輸入して長らく奴隷としてこき使い、差別していたことも重大な歴史的犯罪行為。

本来、米国はそういう自分自身の歴史をこそ大声で語るべきなのに、ヨーロッパで起こったホロコーストが頻繁に語られるのは、一種の逃げ、ではないのかな。

以上、へそ曲がりの意地の悪い見方でした。
地味な作品ではあるがこういった裁判が行われたという事は勉強になった
こういった歴史の修正問題はどこの国にでもあるのだなぁと
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