否定と肯定の作品情報・感想・評価・動画配信

「否定と肯定」に投稿された感想・評価

yuukite

yuukiteの感想・評価

3.4
公開時映画館で。レイチェルワイズ主演の法廷劇。実話ベースの映画化。ひとりの歴史学者が歴史改竄に真っ向から立ち向かう。日本でも教科書問題など色々考えさせられる題材。
Knotts

Knottsの感想・評価

4.3
デボラの最後の会見での言葉で全ての人が救われたような気がする。
かえで

かえでの感想・評価

3.6
アーヴィングみたいな人がいることが恐怖だなって思ったら、身近に日本にもいた。かつて日本もアジアに卑劣なこと、目を背きたくなる過去をもっているのになかったことだというている…
一歩間違えばアーヴィングと一緒
そのことを忘れずに歴史を知ることは大事だと思った
yuichi

yuichiの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

アーヴィングが怖い。。
これだけ証拠やら何やら揃ってるのに
それでも否定する姿勢が宗教的というか
妄信的というか。

犠牲になった人達が浮かばれて一安心。
経験した訳ではないから綺麗事しか言えない
けど、ホッとした。
ネジ

ネジの感想・評価

3.8
アーヴィングのような人間がいる事に驚愕。
胸が痛む場面も多くツライ。
主人公のデボラが感情的でハラハラするが弁護団が優秀で良かった。
最後の記者会見は素晴らしかった。
Satoshi

Satoshiの感想・評価

2.3
あまりスッキリとしない裁判劇。

チャーチルやヒトラーなどの人格や,その惨状を取り上げる作品が多い中,ホロコーストの内実に焦点を当てた作品は珍しく,WWⅡの是非を哲学した作品『アーレント』を連想する。

ホロコースト実体の有無や,被告陣営の関係性,裁判戦略,デボラの人格と見どころが分散していて,感情移入が難しい。
俳優陣の演技は逸品で最後まで観れるぶん,分散された脚本による勿体ない感は否めない。

作品内では,ホロコーストの実体を如何にして証明するかが主人公達と観客の目的となるが,事実がどうであれメディアや裁判戦略などの「既成事実を作り出したものが事実を制する」と言うことがメッセージとして伝わる。
どこにも、いい加減な自称歴史家はいるものだ。バカバカしいとわかっていても、それと戦わなければ、歴史が都合の良いように改変されてしまう。
Yuta

Yutaの感想・評価

3.8
それぞれが正しさを持っているが絶対に証明しなければならない正しさや正義もある。

必見。
Okabe

Okabeの感想・評価

4.0
陰謀論者に向けられた敵意に立ち向かい、沈黙するアウシュヴィッツの有刺鉄線を握り締め闘う。"歴史"の揺らぐ不条理な法廷。

人間が万物の尺度なんて欺瞞で、世界には一筋の真実が流れている。それを僕らは、この身体で経験する他無いのだけれど、認識の外にある世界を忘れてはいけない。自分が存在を否定してしまった可能性のあるもの達に、敬意を払い続けなきゃいけない。

弁護団に有ったのはその誠実さで、アーヴィングにはそれが確実に欠けていた。
ならば勝手に独りで生きてなさいよ、、
あめこ

あめこの感想・評価

3.5
授業の1つとしてメモを取りながら見始めた。序盤のリップシュタット教授の講演会での否定から一気に話に掴まれて、アーヴィンの憎たらしさに腹がたち、主人公がホロコーストの方を証人として呼ぶべきかについて苦悩するシーンや終盤にかけてのわかりやすい裁判展開はとても興味深く鑑賞することができた。内容について、裁判官団の生存者を出頭させて、過去をもう一度思い出させ苦痛をあたえることになる、という主張に納得しながらも、どこか主人公リップシュタットのようにもどかしかった。しかしやはり彼の悪魔の証明、実際に起こっていたかいないかを武器にのらりくらりと主張を変えていく歴史学者アーヴィングに歴史的証拠をきちんと精査して突きつけたとき、彼の考えをきちんと否定した時に法廷でのやり取りに大きな意味を感じた。また、彼が愛する娘を持つ人である描写の後に、彼女にひどく偏見の入った歌詞を聞かせていることがひどく残酷だ。彼はどうしてそう、考えるようになったのか。彼の主義、主張の背景が簡単に描かれなかったことが、この映画が実在の事件の証明であるように私には思えた。アーヴィングは民衆を扇動したり、話を盛り上げるのには長けていたが、圧倒的に裁判では彼一人で不利な形で攻められていおり、物語として展開がいつひっくり変えるのかという不安に満ちた期待がどこかにあったのも事実だ。結末は危なげなく終わったが、確かにこれは徹底して主人公が証言台に立たないことを選んだ裁判団の勝ちだ。日本でもSNSやネットの書き込みを今やたくさんの人が日々見ていく中で歴史を否定する、歴史を否定する人にどう向き合っていくかをこの映画は扱っている。
また、長い年月をかけて粘り強く戦った彼女と、彼女が判決後のインタビューで答えたことが大きく心に響く。一方でこの主義主張が真逆のものだったらどうしようか、今まで信じた歴史、歴史という人類の積み重ねの崇高さと途絶えることがあり得るために一種の危うさを感じた。
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