カリフラワー

否定と肯定のカリフラワーのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
3.7
原題がDenialで、邦題が『否定と肯定』なんて、なんでこう、絶対に入れちゃいけない単語を入れるかな。ホロコーストを知らない人間が邦題つけた?

「ホロコースト否定論者」は現代にもいるし、これに似た人間は日本では何の責任も負うことなく存在してその蔑まれるべき理論(理論とも呼べないただの差別願望)を撒き散らしている。だからこそ、ホロコーストそのものを扱う映画だけでなく、ホロコーストはあったのだと示す映画も必要だと思う。
否定論者と同じ土俵に立たなきゃいけないこと自体腹立たしいけど、こういう陰謀論者的な奴が社会で幅を利かせ、それを信じる人が少なくないのが今の社会だからな…キッツイな…