イギリスとアメリカの裁判で訴え方や裁かれ方が違うことで、どちらの国で裁判を起こすか。
歴史認識をいかにとるか。
ホロコーストを題材に、絶対ありえないと思える事も裁判で争われるこわさ。
弁護団のチームワークや作戦、各々の緻密な考察など、全てよくできていて面白かった。
いかにも英国的な法廷シーンとアメリカ的な考えの歴史学者の違和感などもうまく見せられた。
事実って思い込みだけではいけない事もあるが、一度信じてしまうと曲げられないかたくなさがあるのもわかる。
まぁこの原告はイカれてるけど、こんなのに目の敵にされたらたまらない。