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否定と肯定のdramaのレビュー・感想・評価

否定と肯定(2016年製作の映画)
2.5
レイシストの歴史修正主義者、彼らの論理の巧妙さの苦々しさには迫力があった。負けてしまえば、歴史改ざんが力を持ってしまう。そのスリルで飽きさせない。ただ、法廷サスペンスのスピード感のために、本来のテーマである歴史修正主義の欺瞞と危険をどこまで暴けたのかは疑問が残る。リップシュタットやsurvivorの心情も結果的には私には迫ってこなかった。

アーヴィングのティモシー・スポールはうますぎる。本物の手ごわいレイシストにしかみえなかった。
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