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「もののけ姫」はこうして生まれた。のtaroのレビュー・感想・評価

4.0
もののけ姫制作のドキュメンタリー。400分の大作。関係者みんなの情熱によって成り立ってる、凄まじい。

見ながら取っていたメモ書き↓

・最初はもののけ姫という絵本がベース。サンは元々三の姫
・その後、シュナの旅という絵物語ベース
・屋久島にロケハンに行った。
・自分の過去作を否定し、周りからの期待を裏切りたい
・解決してる問題を描く映画はつまらない。若者が感じる閉塞感だったり、世の中の不条理だったり簡単に答えのでない問題を描きたい。
・子供が元気な国か。子供時代は大人になった時の為にあるのではない、子供時代のためにある。
・戦時下、トラックに乗せてあげて、と言えなかった。そう言える主人公を描きたい
・深夜にスタッフ分の夜食作って、アナウンス流れる笑
・キャッチコピー、糸井重里に50本
・アメリカと同時公開
・腱鞘炎、ピップ貼り続けてる、人間がひける線は生涯で地球7周分笑
・CG部、絵とCGを融合させる
 アシタカがヤックルに乗って弓射る時のアシタカ視点の背景、サンと初めて会った時の口に血がついてるサン、祟り神の弓射られるシーンは2秒に3ヶ月かかった。
・エボシの設定:海外に売られ、倭寇の頭目の妻となる、やがて頭角を表し、頭目を倒し、財産を持って、日本に帰ってくる。
・中世への研究。日本において室町時代は、自然と人間の営みの関係性の転換機。聖なるものへの恐れが薄れ、都会の消費生活への憧れが増大した。
・ゴジラを見に行った時、水爆のシーンで、恐怖した話
・最後の自然の復活は、情け無いハゲ山のような感じで、との指示。そんなに急に自然は回復しない。
・いい村は女が元気だと聞いています、まさにジブリもたたら場。
・米良さんを見つけてきた鈴木さん、米良さん当時25歳だけど歌声はんぱない、、
・でいだらぼっちは歩く夜空のイメージ
・カヤはアシタカの妻になる予定だった
・モロ300歳、オッコトヌシ500歳、昔2人は恋人だった笑
・三輪さんのアフレコシーン、かっけぇ、、作品への理解も深い方
・プロデュースの話もたっぷり1時間以上ある、鈴木さん怖え
・子供達には難しいともののけ姫は言う人がいる、だが子供にこそ分かるんじゃないかとも考える、子供たちにこの世界のことを大人は本当に伝えられているか、子供も何か世の中に疑問を抱えている、安直に解決はできないが、大人も子供も一緒に悩み同じ時代を生きていると感じてくれるんじゃないかと考えている。
・オッコトヌシ、エボシ、ジコボウとかは、宮崎さんの山荘付近の地名から。
・ツールド信州わろた
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