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牝猫たちのnaoyaのレビュー・感想・評価

牝猫たち(2016年製作の映画)
4.3
風俗(デリヘル)の現状をしっかりと描写しつつ、メインの3人のキャラを引き出すお客たち。
お客たちもただ性欲だけでは語れない何かがあり、その何かに巻き込まれていく。

舞台が池袋ということもあり、よく見る景色、バイト先に行く途中や、よく行く西口と東口。
慣れた風景だが、その場所で映画が撮られてるという現実におぉってなった。
でもやっぱり池袋での撮影は人見てくるよね、、笑

セックスシーンも官能的で美しく、荒々しいと感じた風の濡れる女とは全く違う演出だった。
舐め方が丁寧かつ生々しく、良き。


ただ、あれだけの人の中身を描くなら90分以内のロマンポルノのルールの中では厳しそうだなと感じた。全員のきもちを深くから理解することはできなかった。
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