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ザ・リング/リバースのryotaのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・リング/リバース(2016年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、メインタイトルが出るまでは正直めちゃくちゃワクワクしてしまいました!まさか飛行機内でのパニックから始まるとは、さすがハリウッド映画のパワーかと関心しました。そしてその後、現代にまたVHSをしっかり出してくるあたりも原作のリスペクト感じてとてもよかったです。でも、それまででした。。。本編からはデータになってしまって、砂嵐が残骸として残っている侘び寂びが切ない笑。

あれだけカッコよくセンスのいいスタートだったのに、本編は実に凡庸で残念極まりないです。やってることは結局焼き直し的なところから出てなくて、既視感も感じ始めて、ちょっと見たのを後悔し始める残念さ。。。太っちょ親父がレイプとかいうものすごーく凡庸で2時間ドラマ的な展開になってきたあたりからは、もうすでにどうでもよくなってしまって、惰性で最後まで見たっていう感じになってしまいました。すみません。

リバースって言いますけど、そろそろ限界なのかなあ。その後の邦画で池田エライザの「貞子」もあったけど、いずれにしてもあの手この手をいじりまくっているのはわかるのですが、結局はオリジナルを超えることには程遠くて残念。見た目や映像のクォリティは格段に進歩してますが、恐怖感とか満足感は後退するばかりかと思われます。
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