MASAYA

WITHIN A MINUTE:メイキング・オブ・エピソード3のMASAYAのレビュー・感想・評価

3.2
2005年に発売された『シスの復讐』のDVD、Disc2に収録されているドキュメンタリーです。

31ものチャプターがオムニバス形式で構成されている上に、歴代のドキュメンタリーは通常60分程度のところ78分とボリュームもかなりあります。

非常にスピーディーにそれぞれの部門にスポットが当てられているのですが、まずは31の章をタイトルのみ紹介したいと思います。

1:脚本
2:アート部門
3:プレビズ
4:プロダクションオフィス
5:ケータリング
6:プロダクションデザイン
7:セット建造
8:小道具
9:ヘアー&メイクアップ
10:衣装
11:俳優
12:スタント
13:監督
14:撮影
15:サウンド・レコーディング
16:編集
17:ILMプロダクション
18:VFX監修
19:3Dマッチ・ムーヴ/レイアウト
20:アニメーション
21:デジタル背景画
22:ライティング&レンダリング
23:デジタル・モデリング
24:模型製作
25:モーション・コントロール
26:ロトスコープ
27:合成
28:サウンドデザイン
29:スコア
30:サウンド・ミックス
31:最終試写

チャプター紹介だけで体力の8割弱を使い果たしてしまいましたが、ここから好きなチャプターとその魅力について触れていきます。

ここまで多角的に製作の裏側を捉えたドキュメンタリーとしては評価をしたいのですが、正直一つ一つの時間が逆に短すぎていかんせん急ぎ足だったためついていくのにやっとでした。もう少しテンポを緩めた方が楽しめるのではないかと感じました。

そのなかでも好きだったのは8:小道具、10:衣装、です。

小道具の章では様々な用途に合わせてライトセーバーを作り分けており、ゴムバーションや軽量化バーションがあることに驚きました。
そして何より製作側が玩具を作ってるみたいだよと言って楽しそうに仕事をしていたのが印象的です。たしかにライトセーバーを作る仕事なら全力で楽しめそうです。

衣装の章では衝撃の事実を知りました。なんとアナキンの衣装は同じものが上下合わせて30以上も作られていたんですね。シチュエーションによって使い分けだそうですが、それぞれ穴や傷、汚れの位置や具合が異なるということでそこまで数が必要だったそうです。

自分はこの2つが面白いと感じましたが、観る人によって好きな部分が異なりそうなので、楽しみ方は人それぞれだとおもいます。
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