ナマラマナ

暗黒女子のナマラマナのレビュー・感想・評価

暗黒女子(2017年製作の映画)
2.5
キリスト教系のお嬢様学校って、なんか妖しくて耽美的ですよね。表向きは道徳的で美しく、でもその裏では退廃的でエロティック。 この舞台設定は私好みです。
学園長の娘で誰からも慕われている少女の死から始まり、文芸サークルのメンバー各自が、その死に関する作品を書き朗読しあい、いろいろなことが暴かれていきます。なにが本当でなにがウソか。あくまでも文芸作品ですから。

驚愕のラストということでワクワクして観ました。
確かに驚愕のどんでん返しが繰り広げられ、ほぉーーーとなりました。
でも、死の動機がそこ??ってちょっとがっかり。

清水富美加が穏やかで妖しい雰囲気を醸し出していましたねー。
公開前にいろいろと物言いがついた作品ではありますが、ダーク&グロテスクな結末が好きな人には面白い作品ではないかな~と思います。
ナマラマナ

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