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アンチャーテッドのmitoのレビュー・感想・評価

アンチャーテッド(2022年製作の映画)
3.8
2022年28本目。
同名ゲームの実写映画化。

ゲームは未プレイ、イメージとしてはインディ・ジョーンズっぽいアクションゲーム。
この作品も、自分のアンチャーテッドに持っているイメージ通り、世界を股にかける冒険活劇で、しかも完全に娯楽特化したタイプのアクション映画。

こういう娯楽性一点突破映画は、最近だとレジェンダリーの十八番だったけど、それをソニーが自らのコンテンツを使ってやってのけるとは思わなんだ。
最近のストーリーやメッセージ性までしっかりと作り込んだアクション映画が多い中、脳内麻薬ドバドバでひたすらアクションと謎解きの連続で場をもたせるのは、かえって潔くて好感を持てる。

そういう意味ではブラッカイマーフォロワー的な作風なんだけど、現代風にアレンジが出来ている。
大抵のブラッカイマーフォロワー作品は古臭い印象が全面に出ることが多いので、新鮮味を感じるのは地味に凄いことだと思う。

その点は、新進気鋭のトム・ホランドを主演に据えた事で、彼のフレッシュさが作品にも作用したとも感じた。
バディを組むのが、マーク・ウォールバーグってのも時代を感じさせつつも良いチョイス。

続編決定も大納得。

映画とは関係ないけど、冒頭のSONY PlayStationのMCUに触発されたようなOPロゴを初めて観た。
ソニックの時にもセガが似たような事やったけど、あの時は良いポジションに桐生ちゃんがいて爆笑したが、SONYはそこまでの笑わせ要素は無かったかな。
勿論、セガも笑わそうとする気は全く無かったろうけど。
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