ストーリーの流れも綺麗で面白く、アクションも迫力満点。
アクションゲームの「アンチャーテッドシリーズ」の映画化作品。「アンチャーテッド」をプレイしたことはなく、全くの情報なしで鑑賞したが、ストーリーは本当にゲームのシナリオの元作られているのかと思わせられるくらいのものだった。
キャラクターも魅力溢れており、ストーリーに厚みをもたしていた。純粋で心優しい主人公のネイサンや自分の私利私欲のためだけに動く相棒サリー。この2人の関係性が、映画を通して変化していく過程は、注目すべきポイントの一つだと思う。ラストシーンでサリーのある行動から、導き出される2人の関係性の答えは、非常に纏まっていて、ラストとしてスッキリすることができた。
また、忘れてはいけないのが、クロエ。共にトレジャーハンターであるが、「ルパン三世」の峰不二子的な立ち位置で、味方よりやけど、完全に味方ではないキャラが本当に魅力的で、ストーリーをより面白くさせていたと思う。宝を求める話には、必須のキャラですな笑。
そして、とにかくアクションが、カッコよすぎた。ネイサンのバーでの手捌きは、何回見ても飽きない笑。(これをアクションと言っていいのかはわからないが)
また、敵との交戦シーンでの体の使い方や、時折、主人の目線のカメラワークになることで、まさしく自分がその状況にいるかのような錯覚を覚え、ハラハラさせられた。
続編もある終わり方であったので、純粋に嬉しい。仲が深まったネイサンとサリーが次はどんな冒険を見せてくれるのか楽しみ。
あと、ゲームの「アンチャーテッド」もプレイしてみたいと思えた。