ゆみな

ミッシング・サンのゆみなのレビュー・感想・評価

ミッシング・サン(2015年製作の映画)
3.1
邦題「ミッシング・サン」ですね。
とりあえずパッケージのメガネの男の子に惹かれてレンタルしたら、タイ・シンプキンスくんだったー!わーい!

ま、内容は暗いのよ。
家族でお出かけしていてね、ガソスタ寄って子供がトイレに行ってたはずなのに、そこから忽然と姿を消してしまって……夫婦にが闇のような世界に突き落とされるわけですよ。つらい。
展開としては「白い沈黙」に似てる。結末はまったく違うけどねぇ…。愛する我が子が居ない現実を受け止められない夫婦。生きてるか死んでるかもわからない。そんな中で過ぎ行く時間に意味があるのかもわからない。

印象的だったのは父親が感情を剥き出しにして友人に詰め寄るシーンだな。あそこ怖かった…母親と比べれば冷静に装っていた父親が…。あと、衝動的に誘拐まがいの事をしてしまう母親。その後の電話で泣き崩れるシーンが切なくて。

タイ・シンプキンスくんの役柄が…自閉症?発達障害?ちょっと変わった子でね…だからこそラストシーンが素晴らしかったんだと思うし。好きな俳優さん目当てで観るにはいいんじゃないですかね。なかなか見応えありました。うん。
ゆみな

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