まず、衣装・美術が最高。色合い、家の床、お父さんのアトリエまですべて綺麗。無機質な堤防でも色あざかやかなたま子がいるだけで絵が出来上がってる。
そいで、編集のテンポがすごく良い。音楽も素敵だし、悲しみを「タヌキの置き物に水滴が落ちる」で表現しておいて、ずいぶん遅れて
たま子がぐずる時間経過も良い。何かを伝えたいときには、物ひとつでパンって分からせるのはとても良い。
女優の顔も凄くいい凄く、凄くいい。こういう顔に生まれたかった。画面直視を続けても恥ずかしくならない顔。
ストーリーももちろん良い。らじおとの『俺の5つ星』のコーナー思い出した。登場人物みんな可愛い。