「わけわかんなかったな！ガハハ」と劇場を後にする腰パン男二人組がわけわからなさすぎて涙も引っ込み笑ってしまったのですが、この映画はわけわかりまくる映画です。
死別をテーマにした男女の物語は古今東西めちゃくちゃあるわけですが、病気パターンはほんとに気持ちが苦しくなるのでもうこれっきりにしてほしいです。東宝、たのむぞ？僕が見なきゃいいだけなのか？
とにかく、僕は新宿で一人、ズルズル鼻すすって泣いてました。
そしてこれは本当にどうでもいい話なんですが、圧倒的セーラー服派として定評のある僕ですのでブレザーには不満気だったわけですが、根暗読書家図書委員主人公志賀春樹くんを実家に招いた際の、リボン外した状態で待っていた山内桜良さんのコケティッシュポイントが閾値を突破していたため、今日だけはブレザー派です。監督いいフェチ持ってるなぁ。
しかし志賀春樹ってすごい名前ですね。図書委員立候補時に心ない国語教師からいじられたことが容易に想像できる。
……とか考えてないとつらいわけです。
もつ焼き屋で臓器食べて山内桜良さんを追悼しているわけです。
映画としては特段新しいとか面白いとかはないんですが、山内桜良さんを演じる浜辺美波さんの芝居がかった表情にはまると、胸が苦しくなる、そんな映画でした。おわり。
