mamilktea

君の膵臓をたべたいのmamilkteaのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
5.0
「君の膵臓を食べたい」この言葉が2人の主人公にとってこれ以上ない宝石みたいな言葉。愛してるとか、好きだとかそんな言葉じゃ表現できない感情。愛情の最上表現はカニバリズムだとどこかで見た。愛しすぎると相手を自分の一部にしたくなるんだとか。もし、映画の中のセリフのように、膵臓を食べることで相手の魂が自分の体の中に永遠に留まり、自分の一部になるんだとしたらどうだろう。私はきっと大切な人のそれを食べたいときっと思うに違いない。夏目漱石が愛してるの代わりに「月が綺麗ですね」言ったこと、かれらが「君の膵臓を食べたい」と言ったことがリンクする。これは最上級の愛の言葉。
mamilktea

mamilktea