mai

君の膵臓をたべたいのmaiのレビュー・感想・評価

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)
3.4
小説を読んでから観ました。
現代版の恭子さんの部分はいらないかなぁと個人的に思いました…いや、そこは無理矢理にくっつけすぎでしょ!って。
あと、主人公の名字が最初っから出てきてしまってたり、なぜ名前を呼ばなかったのか…とか、細かいところだけど作中通して徹底的に隠されてる部分だったので、そこはチョロっとで良いから触れて欲しかったなぁと思いました(これは小説読んだからかもしれないですね…笑)。
なんとなく会話の口調がわざとらしくって、二人の関係性にのめり込んで見ることが出来ないのが惜しいところだなぁと思います。良くも悪くも、原作のライトノベル感をそのまま映画でも引き継いでしまった感じです。わたしにとっては、小説という文章の形で読むのも「ちょっと…」と思うくらいわざとらしいセリフ回しだったのに、実写映画でやられると「きびし…」くらいまでいってしまいます…。原作ファンの方には批判されそうですが、実写映画ならもう少しセリフを自然なものに変えて欲しかったです。
ストーリー自体は知ってたので、結末に驚きはしないのですが、主人公の2人が健気で素敵だなぁと思いましたし、浜辺美波を始めとして、この映画が絶賛されてたのも分かります。
あんなにも真っ直ぐに素直で健気な女の子を嫌味なく演じ切った浜辺美波は本当に凄いし、終始かわいすぎました。北村匠海も目がとても印象的で素敵な演技でした。彼が地味なクラスメイトなんて羨ましい限りです笑
mai

mai