なこ

エベレスト 死の彷徨のなこのレビュー・感想・評価

エベレスト 死の彷徨(1997年製作の映画)
3.5
本作は1996年に実際に起きたエベレスト大量遭難事故を映画化したようだが、こんなに極少の視聴数とは知らなかった。登場する日本人の難波康子は当時では珍しくスポンサー無しの登山家。そのためメディアには殆ど登場していなかったが、7大陸最高峰登頂者。(全世界で女性登山家7人目) 世界一のエベレストの下山途中で亡くなったのが、この遭難事故である。 何故にこんなに恐ろしい山に登るのか?どんなに若くて体力があっても私には理解不能である。それでも登山の魅力を知ってしまったら、最後には挑戦したくなるのかもしれない。それでも、あまりにも死と隣り合わせな挑戦である。過酷な環境過ぎて、遺体は故郷へ帰れないまま、登山家の道標になったりしている。今もエベレストに眠るたくさんの登山家たちの魂が安らかでありますように。
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