あべの

ワイルドガンのあべののレビュー・感想・評価

ワイルドガン(2015年製作の映画)
3.0
銃を手放したガンマンが、最終的に再び銃を手に取るまでの葛藤、西部劇にありがちな土地権利問題に悩まされる近隣住民の悲劇。
銃撃シーン少なく、主人公の心境がずっと孤独者スタンスを貫き続けるから物語の抑揚も少なく、戦争に疲れ果てた孤独な元ガンマンの行き着く先を、西部劇にしては比較的静かなトーンで描いてた。
キーファーサザーランドが銃持ってるビジュアル画像とはちょっと印象違った切なさの残る作品だった。
己の罪に疲れた者は、どこに行っても孤独を感じ、そして自ら孤独になりたがる。
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