みなふく

羊の木のみなふくのレビュー・感想・評価

羊の木(2018年製作の映画)
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原作とはかなり違うよう。
元受刑者を極秘で自治体が身元受け入れ人となって引き受けるプロジェクト。
刑務所で使われる税金を軽減出来、過疎化の進む土地にとっては人口が増える。
WinWinのプロジェクト。
受刑者6人、市役所職員の月末との関係や周囲の人々との関係が進むヒューマンドラマの1面と、サイコホラーの一面。
音楽や色が暗く、不気味な感じが終始ある。
でも、これはやっぱりヒューマンドラマだと思いたい。床屋の福井さんとあまもりさんの話や、ヤクザとクリーニング屋さんの話。救われる。

ただ圧倒的な、無感情の悪もいるのではと考えてしまう。

松田龍平さんはこういう役がはまり役。
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