けんぴ

ムーンライトのけんぴのレビュー・感想・評価

ムーンライト(2016年製作の映画)
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小さくも確かに存在した恋の物語。
少年期、青年期、成人後の3部作構成で、シャロンの半生を描く。

ドラッグや貧困、差別など背景に様々なテーマが見え隠れするが主題は恋であり、
これを同性愛として限定的に見ちゃうは野暮だなと感じるほどに淡くて切なかった。

異性愛でも変わらないです、人への想いは。
難易度は違うけども……

ムーンライトに照らされると、黒人の肌は青くなるという劇中のセリフがそのままタイトルとなっている今作。

様々な青い感情が映像とストーリーに色をつけるアーティスティックな映画でした。
夜見ると脳が勝手にJazzやSoul、R&Bを付け足そうとしてくる感覚があった。

今夜はThe InternetのGirlを聞いて寝ます。
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