暴力的、反社会的、マイノリティ…
そんな見かけ上のストーリーから伝わってくる内容は、とても綺麗なお話でした。
演技や演出がやるせない気持ちを如実に表現してるんですよね。
音楽ともあいかさなって切ない感情が芽生えてきます。
一番感動したのが、特に映画内では触れてないですが、「言葉」についてすごくシビアに扱ってます。
何か喋って欲しい、何も喋らないで欲しい、綺麗な言葉が欲しい、それ以上言わないで欲しい
そんな「言葉」に対する欲求が口に出さずに伝わってきます。
現代社会に対しての風刺でもあるような気がします。
是非観た上で深く考えてほしいです。