現実は厳しいことだらけ。
社会的マイノリティに限らず、
誰しもが大小あれど虚勢張らなければいけない状況や"自分らしさ"を抑え付けた経験あるんじゃないでしょうか。
その究極系が第三章のガチムチ総金歯の麻薬ディーラーとなったシャロンです。
売人に対する気張った接し方と、
母親やケヴィンと話す時の表情の違いが印象的。
根っこは変わらずリトルのシャロンなのに。
そうならざるを得ない環境しか周りになかったから。
一人でも二人でも、
人生には本当の自分を理解してくれる人、月明かりのように照らしてくれる存在が必要だ。
清志郎の歌を思い出す。
"何から何まで君がわかっていてくれる
僕の事すべて わかっていてくれる
離れ離れになんかなれないさ"
君が僕を知っているということが、人生の支えになる。