置かれている状況とか全然違うんだけど、レディバードを見終わった後の感情と似ている自分がいることに気づいた。
映画は三部構成になっていて主人公は少しづつ本当の自分を気づいていく。家族も頼りにする人も愛してくれる人もいつのまにか周りに誰もいなくなる。彼は虚勢を張るように本当の自分を隠すように生きていく。
ジェンダーの問題は今後も社会に続いてくんだろう。メディアでそれをアイデンティティとして売り出してるコメディアンたちばかり見てるけど、おそらくそんなのはかなり希でジェンダーで悩んでる多くの人はもっとかなりセンシティブだと思う。
自分がもし小学生、中学生のころのクラスメイトにそのような生徒がいたら、他の生徒と変わらず対等に一緒に遊んだり、何気なく関わることができただろうか。カースト上位の人達にも左右されずに彼を1人の友人として大切にすることができたのだろうか。自分の息子や娘にゲイだ、レズだと打ち明けられた時になんて答えたらいいんだろうか、そんなことをなんかずっと考えている。