1961年の東京、全国空手道選手権で優勝した浅井哲彦は、台湾の女優、陳恵珠(後の浅井恵子)と出会い、彼は恵子に一目ぼれし、恵子は彼のプロポーズを受け入れ結婚。日本の空手を広めるために、哲彦は台湾に渡る。だが、日本の戦争占領下の記憶が色濃く残る台湾で、哲彦と恵子は、様々な妨害と、困難に直面して行く。二人の努力によって、哲彦を慕う門弟も増え、彼の名前は台湾で不動のものになっていく。哲彦は台湾人による全台湾空手選手権大会を計画するが、私利私欲に走る一部の反日分子が、哲彦と恵子の前に立ちふさがる。
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