ミッシェルUSA

アンダー・ザ・シルバーレイクのミッシェルUSAのレビュー・感想・評価

3.0
夢と光の街シルバーレイクに例に漏れずやってきていたポップカルチャーオタクの主人公が、一目惚れした隣人の美少女の失踪をきっかけに、都市伝説や暗号の力を駆使して時に狂気的に謎を解いていく謎解きサスペンス映画です(*´ェ`*)

正直途中訳が分からなかったシーンが多々あり、見た後の後味がいまいち宜しくない印象です(๑-﹏-๑)
うーん何でなんだろうなと思った時に、映画好きな人ならワクワクするような付箋やネタが、少々この映画に収められるキャパを超えていただったのではないかと思いました。例えば作中で出てくる、シルバーレイクの陰謀論を唱えていた都市伝説厨の男が言っていた、「フクロウのキス」の話は結局よく分からないまま終わってしまっています。
どちらかと言うと、沢山出ていた全ての点と点が鮮やかに線で繋がっていき、謎が解けるような話が好きなんで、この映画は回収してない点が少々あり、モヤモヤしたんだと思います。

ただ面白くない映画かと言われるとそんなことはない( ¯꒳¯ )
スーパーマリオブラザーズやゼルダの伝説、伝説的ロックバンドNIRVANAのギターボーカルであるカートコバーンや彼が愛用してたギターのムスタング等、ポップカルチャーへの愛が無数に散りばめられていて要所要所で興奮します!コミックネタとしてスパイダーマンネタが使われているところは笑いました🤣(主人公役のガーフィールドは「アメイジング・スパイダーマン」でピーターパーカーだったから)。
音楽と不気味な描写のダブルパンチでドキドキさせられるシーンも多く、普通にサスペンスものとして楽しんで観れます。(途中までは笑)

デヴィッド・リンチの名作「マルホランド・ドライブ」を観た時もそうでしたが、この手のカルト映画は何故かもう一回見たくなる!何でかって言うと、多分2回観ることによって一回目とはまた違った視点から映画を観れるため、一回目では分からなかった物語の全体像が見えてくるからだと思います。
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