ばーか

廃墟の群盗のばーかのレビュー・感想・評価

廃墟の群盗(1948年製作の映画)
4.2
西部劇って、長期間の話しだったり、同時進行だったりと、複雑で見にくいから、ストーリーに関わらず数日間を描いた作品は点数上がりやすい。

結構言ってる人もいるけど銃口からの007のようなショットが出てきて珍しい。

演出が良い。
物の使い方が上手い。最後胸ポケットから金が出てるとことか、銃とか。サイコロとか。
人物の登場の仕方や死に方が良い。

最初と最後で同じ銀行での下りも良いけど、帽子の演出だけはこの話しあってない。紳士的な感じ的すぎて。

主人公が仲間に信じさせるために言っただけだけど、アパッチが来てから気が変わったって言ってて、親の話しや宗教の話してた時はどうなんだって感じ。

あと最後良い人に3人ともなってるけど、女が仲間に性的に襲われてるとき、軽く注意するくらいで仲間の肩持ってたし、主人公の女に対してのキスは割と強引だったからそこまで共感出来ない。

良い人だったのはグループで1番若かった人だけ。
その人も適当な死に方、故郷思い出させただけで、もう少し死ぬ間際に何か欲しかった。

ちらっと言ってた女性と祖父の、街の復興も少し最後にあったらな、恋愛を軸で終わらせたのがなあ。

共感出来ないとかじゃなくて、見やすくて単純で良い。
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