廃墟の群盗の作品情報・感想・評価

「廃墟の群盗」に投稿された感想・評価

みら

みらの感想・評価

4.5
酒場でのやり取り、銀行強盗、追っかけ、砂漠をフラフラ…そして廃虚の街と冒頭から完璧すぎる流れに悶絶。
超絶大傑作。圧倒的。
冒頭の『グリード』を想起させるデスバレーからの廃墟の街と風!滅茶苦茶魅力的なロケーションだ。
男装するアンバクスターも素晴らしい。犯されそうになりペックに頭突きをかますシーンなんて衝撃的である。

死神のようなウィドマークも最高。
アンバクスターをいやらしい目でみる男達の顔のモンタージュも見事。
ラストの三つ巴の決闘も素晴らしい。
前から思ってたが、ウェルマンの映画に出てくる死体はリアルで怖い…😭

夜、ペックの頭に発砲するアン・バクスターの逆光のショットが一番好きかな。
rico

ricoの感想・評価

3.8
銀行強盗が砂漠に逃げ込むまで10分。後はひたすら砂漠と岩場と廃墟の内輪揉めムービー。ラストが人道的なところがウェルマンっぽいなあと思いつつも、ラスト間際10分の三つ巴シーンを見るために見ても悪くない気もする。
ところで007みたいな銃口内と中心に人、みたいなカットあったが、あれって割とあるもんなの?
masayaan

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3.5
いろいろと年末モードで映画を観る時間が取れず。タイムラインもこれから遡りたいと思います。

さて、こちらは代表作『牛泥棒』で知られるウェルマンの西部劇クラシックスの一つです。『牛泥棒』と同じく、ある特殊な状況下において、集団と個人がどのように振る舞うかを検証するような心理学的な内容でもある。

町で銀行強盗を成功させた7人の群盗は、追っ手から逃れるために果てなき荒野をやっとの思いで渡る。が、たどり着いたのは廃墟の町、「イエロー・スカイ(これが原題)」だった。突如現れる美女と、彼女に「連中には悟られるなよ」と囁く祖父。

荒野で渇ききった群盗どもを救済した筈の「湧き水」の広場は、やがて仲間割れの舞台となるだろう(西部劇における「水」の機能については元総長の論考を参照)。裏切りと、仁義と、小匙程度のメロドラマ。悪くはない。