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少女暴行事件 赤い靴のNのネタバレレビュー・内容・結末

少女暴行事件 赤い靴(1983年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

実際にあった未解決事件を元に…とはなんとなく知ってはいたけど最後びっくりした。
ロマポというより完全に青春映画。居場所をなくした女の子の運命ともいえる展開…切ない…これ当時ロマポ目当てに見に行った男性たちポカーンだったろうなぁ。
クサい台詞は笑ってしまうけど、途中と最後に入るイーノっぽい音楽やボートで涙するシーン、最後の浜辺のシーン(死んだ主人公が奥で倒れていて、それに気付かず気持ちよさそうに歌いながら歩いていく友人、そして乱暴された痕と脱がされた靴のアップ)などが印象に残る。なんといっても主人公の井上麻衣さん良かった。森田芳光のピンクカット〜ではただただ可愛い女優さんとしか認識してなかったけど、冷めた表情、死んだ目が良き。音楽を乗せずに始まるオープニング(そしてコインロッカー前での豪快なお着替え)からもう好きだったな
夏が終わる今、このタイミングで見れて良かった
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