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武曲 MUKOKUのPEACEMAINのレビュー・感想・評価

武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)
4.3

とんでもない映画を観せられた。
多くの人は「意味分からん」と思うだろう。俺も意味分かんなかったし。
しかし、ここまで「本気」の映画を観たのは初めてかもしれない。“思い”が“剣”がドバドバ・ズサズサ、脳になだれ込み胸に突き刺さってくる。瞳孔が開いてるかってくらい目をかっ開いて観たから疲れた。
「考えるな、感じろ」系映画。

もう綾野剛が怖いのなんの。漫画から出てきたんじゃないかってくらいヤバい奴で、禍々しいオーラを放ってる。クソメン俳優綾野剛やるなぁ。
村上虹郎の主人公感。どうやらヒロインらしいけど。声と佇まいがいいよね。
最近柄本明が良い役ばかりで不安になるw

クライマックスが2段構えだから長く感じた。
綾野剛の足の裏が血だらけになってたけど、あれは本当の血?どこで血を付けたか分からなかったし。
村上虹郎の下段の構えと脚をどこで鍛えたかの謎は残ったまま。
仏像の目に魅入った。
人間てあんなによだれ出るんだね。
前田敦子のパンツは結構です。

全体的にセリフ少なめなのに、ほとんど聞き取れないのはもったいなかった。と思ったらパンフに台本丸々載ってたw
ユナイテッドシネマの特典のところに何も書いてないけど、ポストカードくれた。

とにかく観て感じてほしい。
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