武曲 MUKOKUの作品情報・感想・評価

武曲 MUKOKU2017年製作の映画)

上映日:2017年06月03日

製作国:

上映時間:125分

3.4

あらすじ

海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一 目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。そん な中、研吾のもう一人の師匠である光村師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融 (村上虹郎)を送り込む。彼こそが、本人も知ら…

海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一 目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。そん な中、研吾のもう一人の師匠である光村師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融 (村上虹郎)を送り込む。彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった──。

「武曲 MUKOKU」に投稿された感想・評価

屯田兵

屯田兵の感想・評価

4.0
すべてのクオリティが高いと思った。

演技は綾野剛さんと村上虹郎さんを
中心に、役になりきっていて、それをも超える熱量を感じた。

カメラだったり、光の入った画面の明暗加減だったりも、この映画っぽくできていたと思う。

なにより綾野剛さんの演技に度肝を抜かれた。かっこいいとはこのことかと。

剣をとる。この事がそれぞれの想いを乗せて人生の波をつくっている。隠れた息子に対する想い。それに気づかず路頭に迷い、少年との出会いだったりで大事なものに気づく、、とてもいい映画だった!
イツキ

イツキの感想・評価

4.1
今っぽい映画だった。綾野剛さんと、村上虹郎さんの配役がもう大正解。何か一つ自分の見つけたものや与えられたもので生きる不器用な男達とその一つのことから起こる数々のドラマの物語。生きる意味や死についても考えさせられたし、ただ単純に剣の道に生きる男達がかっこよかったし、映像も暗く落ち着いていて心地よかった。いろんな楽しみ方ができる作品。元剣道部としては、本当にわずかな撮影期間であのクオリティを出せる役者の方々に大きなリスペクト、そして剣道がしたくてたまらなくなった。
パンク侍公開記念
あらりん綾野剛祭り開催中💕

第1弾は「武曲」

邦画の魅力☆台風一過の青空のような映画

達人だった父に猛特訓された研吾=ある事件で自堕落な生活へ。
綾野さんの「日悪」以来の迫力のあるブラックな演技と剣の腕前が光る。
それに加えて驚きの肉体改造。
美しい広背筋は必見!

天性の才能を見出された少年・羽田融=虹郎くん。
衝撃を受けたのはラップ!
お母様譲りの歌!お父様譲りの演技!
まさに、ネクストブレイク俳優ですね。
師匠である僧侶・光邑…柄本さん。久々にたくさん出番があった。

熊切作品は画面が暗くて得意ではないけれど、本作の映像は良かった。
特に台風の中で6分間にも及ぶ死闘シーン…雨粒が光ったかと思うと墨が降ったり…見応えあり。
古民家、寺、剣道場、浜のロケーションも美しい。

剣を通してしか生きられない父子の愛と憎しみ。
死に対するトラウマを抱えながら生きる少年の苦しみ。
鎌倉を舞台に絡み合う人間模様。
…闘うことでしか生きられない男たちの激しく燃える魂の対決と再生の物語から目が離せない125分間。

芥川賞作家の小説を映画化したということで、文学作品を読破した後のような満足感がずっと続く。
…台風一過の青空のような清々しさの残る映画だった。

武田双雲さんの「武曲」という書が画面いっぱいに映し出されて圧巻。
これからも日本映画を応援します!(^^)v

追記:
試写会で観た後、剛くんファンの友人に誘われて舞台挨拶付きで2回目鑑賞。
綾野さんは、すっかりフランケンモードでした。
とにかく、役作りが半端ないので…その時に撮影している役になりきっているようです。
この研吾役も賞を取れるのではないか、という出来です^m^
…と昨年書いたら、アメリカで賞取りました!笑笑

原作者の藤沢周先生は法政大学で表現論を教えています。
ベストオブティーチャー賞に輝いたんですよ。生徒投票。
小説続編も出たし、映画の続きも観たい!
miyon

miyonの感想・評価

1.0
綾野剛といい、画面の暗さといい、GANTZの星人を見てる感じがしてしまう。
暗くて鬱々して救いがない感じ、梅雨の鬱陶しい朝から見るようなものではない。

村上虹郎さんが良かった。

同じ街の家族物語なら、
『海街diary』がみたい。
えりみ

えりみの感想・評価

3.7
WOWOW録画。何で邦画のTV放送って音小さいのかね、改善求む😠
予告編見た時は劇場で!と思ったし熊切監督なら尚更‼とも思ったけど上映館が少なくて叶わず。
剣道初段(=中学までしかやってないので大した事無し)が厳しい目で鑑賞😋
剣道のセンスは綾野剛より村上虹郎の方が明らかに上やな。
綾野剛の剣道には子供の頃から剣士の親に叩き込まれたキャリアを感じへん。キムタクをキャスティングしたほうが…剣道以外のパートがダメか😃
対して小林薫と柄本明の剣は堂に入ってて凄い、これがキャリアの違いか😲。
別々の監督2人で撮ったのか?と思うほど虹郎と綾野剛のパートで画が違うのが気になってしゃあない。
ラストはありがちやしエンディング曲もベタな青春映画っぽくてイヤ。
熊切監督っぽくない。バランス悪いというか、シーン、シーンではハッとする場面あるのに全体としてまとまってないというか。
綾野剛が最初に道場に乗り込んで来た時の立ち回り(剣道無視)が物凄かった❗だけに、その後の荒ぶりを期待したのにクライマックスの台風決戦では色のついた照明とか変なBGM入ったりしてガッカリ😞
一番は、アルコール依存症はそんな簡単に離脱出来ないでしょ‼ってトコ。リービングラスベガス🎬見習え(何様
鎌倉学園中高協力。
綾野剛が一瞬だけ魅せるムッキムキの背中はライザップ協賛♪
武田双雲の題字は格好良かった。

五悪:在家の仏教信者が保つべき五戒を守らないことで,殺生,偸盗,邪淫,妄語,飲酒 (おんじゅ) の5種の悪行。
…ハッ!そういや片岡礼子出てましたわっ😆そして着物姿の風吹ジュンが襲われるシーンもありましたわ😍前田敦子も出てた、かな😪

驚擢疑惑(きょうくぎわく)
相手と対峙したときにおこる心の動揺や心の動揺を抑えきれない状態をあらわした剣道用語。驚いたり、擢(恐)れたり、疑ったり、惑ったりする心の状態。四戒、四病ともいい、これをいかに制御するかが重要であるという教え。
…初耳デスわ、そんな剣道用語🙄
突きは高校生から、いうてんのに中学部活で死ぬ程突きまくられた記憶が蘇った😫
Harumi

Harumiの感想・評価

3.2
あらすじも知らずに鑑賞。タイトルだけで勝手に時代劇だと思いこんでましたが剣道の話でした。
丁寧に作られていて、うまく過去の出来事も織り交ぜた構成。前半、綾野剛の何者なんだ感が強く、早く教えてほしいとじりじりしましたが……。
余計なBGMはなく、綾野剛と村上虹郎の演技に見入ってしまいます。

個人的に親父の自己中ぶりが許せません。お母さんの事を思うと切ない。それに息子に十字架背負わせるようなマネして(真相は闇の中だとしても!)……私ならあの手紙読んで、愛情より憎しみが勝ってしまうかもしれないと思いました。
紫色部

紫色部の感想・評価

2.5
2018.6.16 BS

稽古場などの照明のガンギマリ具合は楽しいし、『昼下りの決斗』のウォーレン・オーツみたく肩にカラスをのせたホームレスの見てくれなんかも面白い。近藤龍人のカメラにスローは合わないし、色付きの雨にはもう飽きた。
綾野剛暴れ過ぎ。そんなのばっかり観てるような気がする。画像が真っ暗だったのはウチのテレビの所為?
nait

naitの感想・評価

3.7
剣道というか剣術と言うべきか。
剣のおかげで人生めちゃくちゃになった男と、剣のおかげで道が見えた少年がぶつかり合う。

他の国ではできない世界、できない概念。できない世界なのは間違いない。とうとう二人は激突するのだがここが1番のピーク。

救われる人もいれば救われる人もいない。それでもっていう世界。
わかる気もするが、しんどいだけなのかもしれない。
勝敗よりも納得できるかの方が問題なんでしょうね。

重い話で暗い画なのがいいんだけど、確かにしんどい。結構謎な演出や展開も多い。前田敦子は何だったんだろ?

出色なのは村上虹郎くん!
やっばいね。
目力強いわ!

危うさと真っ直ぐさ、もろさ。
素晴らしかったです。お父さんとはまた違う感じですが、今後が実に楽しみな役者。

このレビューはネタバレを含みます

音のバランス悪いなーっと
綾野剛さんの一人勝ちです。
過去にとらわれ支配されている狂気具合。
1つ1つのシーンで目つきに注目して欲しいです。バリエーションがすごい…
そしてよだれ。剣道に関しては村上虹郎さんも綾野剛さんも本当にすごい。
後半、体仕上がってましたね。

涙の流し方は本当にプロ。
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