『家は生活の宝石箱でなければならない』
まさにそれを体現したかのような暮らしぶりの老夫婦の日常を淡々と映すドキュメンタリー映画。
過剰な演出もなければ、ドラマがあるわけでもない。ただそこにある何気ない風景がただ流れるのみ。しかしそこには、90年間、87年間行きてきたからこそ見える世界が映し出されていた。
「こんな淡々として静かなのに何で観てられんねやろか〜？」とか想いながら観ていたけど、自分の今が都会で人混みの中ばかりの日常だから、そんな生活を無意識に求めているのかな？笑
90年間生きてきたお爺さんの生き様には本当に泣かされた！！それを優しく見守る87年間生きてきたお婆さんにはもっと泣かされた！！！ 色々と人生観変えさせられる恐ろしい(？)作品でした。笑
