しんどい。
ただただ辛い。
需要があるから供給が生まれる。
買う奴がいなければ売る奴もいない。
映画はフィクションでも、
似たような現実がある事を、
多くの人に知ってもらい、
考えるきっかけを与える為には、
大変意義のある映画だと思う。
人身売買や売春に晒される子供が、
可哀想で辛いと思いつつ、
もし自分の子供が、病気で、
何もしなければ余命いくばくもない
状況だったとしたら、
はたして自分はどうするのだろうか。
自分の子供を助けたいと
願ってしまうんじゃないかと
不安になる。
こんな事を思ってしまうようでは、
僕はまだまだ未熟な親なのだろう。
映画のラストも、罪悪感を感じていたから
自殺を選んだのだろう。
ただ、途中の南部さんの
「ここは天国さ」って台詞が、
映画を見終わった後は
とても気持ち悪く感じる。