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闇の子供たちのryoのレビュー・感想・評価

闇の子供たち(2008年製作の映画)
3.1
しんどい。
ただただ辛い。

需要があるから供給が生まれる。

買う奴がいなければ売る奴もいない。

映画はフィクションでも、
似たような現実がある事を、
多くの人に知ってもらい、
考えるきっかけを与える為には、
大変意義のある映画だと思う。

人身売買や売春に晒される子供が、
可哀想で辛いと思いつつ、

もし自分の子供が、病気で、
何もしなければ余命いくばくもない
状況だったとしたら、
はたして自分はどうするのだろうか。

自分の子供を助けたいと
願ってしまうんじゃないかと
不安になる。

こんな事を思ってしまうようでは、
僕はまだまだ未熟な親なのだろう。


映画のラストも、罪悪感を感じていたから
自殺を選んだのだろう。

ただ、途中の南部さんの
「ここは天国さ」って台詞が、
映画を見終わった後は
とても気持ち悪く感じる。
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