セレーナ美花

退屈な日々にさようならをのセレーナ美花のレビュー・感想・評価

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)
3.7
カネコアヤノ、マヒトゥ・ザ・ピーポー、チェルミコ、今泉監督という、サブカル人のエサのような映画。
素人っぽい俳優ばかりで、セリフが聞き取りづらく自然な演技ではなかったけれど、それが逆になんともいえないシュールさを醸し出していて、味があった。
ストーリーはあんまり理解できなかったけど、人がいなくなることについて、騒ぎ立てるのではなくフワッと日常に寄り添って描いていて、今泉監督は人間のことをちゃんと観察して考えている人なんだろうなと思った。
カネコアヤノ、ベテラン女優のようなオーラがある。