退屈な日々にさようならをの作品情報・感想・評価

退屈な日々にさようならを2016年製作の映画)

上映日:2016年11月19日

製作国:

上映時間:142分

3.9

あらすじ

東京。映画監督の梶原はまだ映画だけでは食べていけず、飲み会で知り合った男からMVの仕事を依頼されるも頓挫、あれよあれよと想像もつかない事態に巻き込まれていく。一方、とある田舎。亡き父から継いだ造園業を営んでいる太郎は会社を畳む決心をする。太郎には18歳の時に家を飛び出して以来、10年近く連絡のつかない双子の弟・次郎がいた。会社を畳んで数年後のある夜、太郎の家に次郎の彼女を名乗る女性から電話がかか…

東京。映画監督の梶原はまだ映画だけでは食べていけず、飲み会で知り合った男からMVの仕事を依頼されるも頓挫、あれよあれよと想像もつかない事態に巻き込まれていく。一方、とある田舎。亡き父から継いだ造園業を営んでいる太郎は会社を畳む決心をする。太郎には18歳の時に家を飛び出して以来、10年近く連絡のつかない双子の弟・次郎がいた。会社を畳んで数年後のある夜、太郎の家に次郎の彼女を名乗る女性から電話がかかってくる。彼女曰く、同棲中だった次郎は彼女のもとからも最近いなくなったらしい。

「退屈な日々にさようならを」に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

-
りりか や松本まりかなど、今泉監督の作品は本当に毎回魅力的な女性が出てくる。なんとも説明が難しいんだが、柔らかい雰囲気で包まれる世界観が自分にとってはとても好み。

「人って死んだって知るまでは生きてるから」という台詞が、自分の思ってる「秘密って人の耳に入って初めて秘密になる」というのに妙な親近感。

カネコアヤノさんが可愛かったし、劇中歌の『わすれてたこと』が良かった。
おすぎ

おすぎの感想・評価

3.5
今泉監督の映画はいつも観る前のイメージより何周りも上を返してくる。
映画に対する期待心を特に抱えずに観に行くんだけどいざ観てみると、観終わると、思ってもなかった満足感があるんだよね。

で、それって、ストーリーとかメッセージとかっていうか、目の前の役者がただ生きて会話をしてるのがひたすらに魅力的なのが理由なんじゃないかなって今日思った。
だから、過去作とか思い返しても、ピンと来ないんだけど、実際観てみたときにやっぱり引き込まれてしまう。

会話が長くても、間があっても、じっと見守れてしまう、しかも心地良く。
監督は芝居の空気は“編集”したりしない。こうして積み重ねて長編映画になってくんだなぁ。笑
櫻

櫻の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

私たちは、いつの間にかテレビ番組や漫画や本や映画で植え付けられた、夢やら希望やらを目指して生きてしまっている、恐らく。必ずしもそんなものを追わなければならない理由も価値もないのに、疑うことなく容易く手に入らないそれらを、無い無いと言いながら。実際はといえば、夢とも希望とも遠い日々を淡々と過ごしている人の方が多いのではなかろうか。だからこそ、本作は身近なものに感じられた。平坦ながらも、それぞれの生身の人物の日常が描かれていた。本作のテーマでもある「死」。死は遠いものではなく、誰の隣にもひっそりと存在するもの、日常と地続きなもの。今泉次郎(山下義人)の自殺、残された人たちの心情の描き方から、私が高校1年だった夏に、父が自宅で自殺してしまったことを思った。父がなぜ亡くなったのか私には分からない。でも、父本人はもう限界を迎えていて、仕方のなかったことなのかもしれない。次郎の恋人の原田青葉の気持ちも貴美子の気持ちも残された今泉家の気持ちも、なんとなく分かるような気さえした。父はこの世に実体としてはもう居ないが、私の中ではどこか遠くで生きているような不思議な感覚がある。最初は悲しみと寂しさとその他の感情でぐちゃぐちゃになって毎日泣いたりしていたのだけれど、時が経つにつれて変化していった。勿論寂しいのは今も変わらない。この曖昧で複雑な感情も、肯定してもらえた気がした。観客ひとりひとりの淡々とした日常をやさしく受け止めてくれる作品だと思った。
まい

まいの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

バイト後に見たら案の定寝た。
清田ハウスから清田ガールズが逃げ出す(?)ところから記憶がなくて、気づいたら太郎が次郎が〜〜って言ってておいおい梶原どこ行ったって(自己責任)

トーストを食べてるシーンは好き。
彼女が真ん中のふわふわの部分だけを食べて、向かい側の恋人のお皿にパンの耳を千切ってのせるの。
そうしたら彼がパンの耳だけ食べて、自分のトーストの真ん中の部分を彼女のお皿にのせるの。
可愛かったなあ。トーストを食べる音が凄く心地よかった。

婦人警官?の元カノのコスプレ感。
あのビデオ撮ってるシーン、いらなかったなあ。気持ちが悪かった。受けつけない。

結局、カネコアヤノが公園のオブジェ?の上で飛んで跳ねてを繰り返して、ギターを弾き語りしてふて寝する姿を撮りたかっただけなんじゃないのか
あい

あいの感想・評価

4.0
20170725
トーストを食べる音が心地よかった。
真実と自分の中にある現実はときに違うのかも。
どっちが幸せかはわからないね。
(今泉監督の作品の中で一番好きでした。どんどんそれが更新されるといいな。応援してます^^)
natsuno

natsunoの感想・評価

4.3
タイトルが良い!
退屈な日々にさようならを
繰り返し口に出してしまう

知らない方が幸せなこともあるのか?そうなのか?

あなたは花を買わない、あの人は花を買う。わたしは花屋に行って参る。

カネコアヤノちゃんの歌声良かったな〜

退屈な日々にさようならを
show5

show5の感想・評価

4.5
『本当って何ですか?』

本当って何だろう。
自分の中に存在する君と
君の中に存在する自分と
みかんのように皮をむいて
並べてみたいと思った。
そんな映画でした。
暇神

暇神の感想・評価

5.0
札幌 クチコミ劇場part4で鑑賞。

今泉監督の作品はほとんどぜんぶ好きだけどこれは最高だった!
いままででいちばんすきな作品かも!
パンバスもはやくみたい!
"いなくなる"ってことは、"ここにいた"ってこと。そんなキャッチフレーズの通り、人の愛について、そして生きていること/死ぬということについて、独特なカット・表現方法・台詞回しで描いた作品。

正直解釈が難しい。人によって感じ方も答えも違う気がするし、かなり余白も多く作られてます。

本編終了後にはなんと出演していた村田唯さんの舞台挨拶があったのですが、彼女はこの作品が完成して初めて観た時「気持ちは溢れるけど言葉にならない」といった気持ちになったそうです。私自身も似たような感覚でした。きっともう一回観たら少しは言語化できるだろうな。ということでとりあえず星3.8で。

当方インディーズ映画の鑑賞は初めてだったのですが、これは「沼」の入口だとはっきり分かりました。今泉監督の他の作品も気になるところ。

音楽的にはカネコアヤノ、マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)、chelmicoが関わっていて、特にカネコアヤノさんの主題歌が素晴らしいかったです。音楽好きな方は是非。
感想が書けない映画。

この作品のテーマが何だったのかは、
観た人によって異なると思う。

けれど、その答えは、
カネコアヤノの「退屈な日々にさようならを」の中にあるような気がしてる。

この曲が好きだから観に行った。

この曲は、とても映画的で 何かが変わる予兆のような曲。

東京でも観に行こうとして結局時間がなくて行けなかったけど、

季節を越えて今札幌で観れたことは、感慨深い。

偶然懐かしい人にも会えた。
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