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ポップスターのaのレビュー・感想・評価

ポップスター(2018年製作の映画)
3.5
ラストにつれてストーリーのシナリオが雑になっていった。終わり方も番組を見ていたら突然CMが入ったかのようにぶった斬ってエンドロールに入った。2000年から2001年のレコーディングのシーンで2010年代前半のサウンドになっていて絶対にありえないと思ったし衣装も2010年代前半風で違和感でしかなかった。1999年の銃撃のシーンはコロンバイン事件を元にしたのだと思う。このシーンの後からこの映画のシナリオは雑になっていく。彼女が無垢の歌手から墜落天使な歌手になっていく過程もじっくり見せてほしかった。Siaもこの映画に加わっているが、彼女の音楽がプチヒットしたのもこの2000年〜2001年の時期から。良かったところは、前半のシーンとコンサートのシーン。闇堕ちしたデヴィッド・ボウイみたいでそこは見てて楽しかった。Siaの自伝ではないが、架空の主人公を作って自分の人生と照らし合わせたかったのだろうか。シナリオは最悪なので、ミュージックビデオ感覚もしくは作業用で見ることをオススメする。
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