2017.12.14(247)
劇場・字幕
初
随分前に74年版を見て(細かい部分はペロッと忘れていたけど)オチは分かっていたので、ゆったりした気持ちで楽しめた。
でも私はケネス・ブラナー監督作品にいつも過剰すぎるほど期待値を上げてしまうので(だって大好きなんだもの)、そこからすると他のケネス作品よりはまぁ普通だったかな。もっとこう、密室劇の概念を超えるものを期待してしまったんだよね。概念を超えてきたのはヒゲだけだったね(笑)
エンドロールで流れる歌声が伸びやかで綺麗だな、誰が歌っているのかなとエンドロールを眺めていたらミッシェル・ファイファーと出てきてびっくり!すごく若々しい声で違う人みたいだった。
映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」をずっと見たくていたのだけど、まさか先に今作でセルゲイ氏を拝めるとは思わなんだ。全ての動きが美しかった。すぐ怒る切れキャラだったけど(笑)ぜひアクション俳優として沢山の作品に出て欲しい!!!
ラストの雰囲気(話のオチではなくて全体の雰囲気ね)があんまり好みじゃないというか、納得いかない感じだったのだけど、一緒に見ていた夫は私が抱いた印象と真逆の印象を抱いていたようで、そこが良かったと言っていた。見る人によってこんなにも感じ方って異なるんだなと、改めて認識し直した作品でもある。ここについてはコメント欄に。
デイジー・リドリー演じる家庭教師がぶら下げていたカメラはライカ スタンダード。