ヒラリー

肉体の門のヒラリーのレビュー・感想・評価

肉体の門(1977年製作の映画)
3.6
戦後、生きる為に娼婦になった女達の死闘
有名な作品は前線や戦後直後の人達ばかり映しがちよね…
最近戦争ものといったらこういう生きる為にパンパンになった女の映画ばかり見てる気がする。
原色のカラフルな洋服に身を包み廃墟を根城にするグループ
儲けの一部を貯めてパラダイスの建設費用にするという。
正直男より女のが狡いから約束なんてあってないようなもの。金が絡むと余計に。
夫は戦死して生きていく術がないと言って潜り込んだ女…あれ全部嘘なのかね
分かって入ったって言うてたな。狡い女は世渡りが上手い。憎らしい程に。
友情も約束も夢もほんま儚い。
死んだ家族の敵討ちでアメ公前出てくるの殺ってくれって言ってるようなもんやな。
生きる為に初めてを売った男、でも言い出せなかったプライド
あのまま彼の胸に飛び込んでたら、、でも分かってただろうからラストは変わらないか。
えらく神秘的なショットやったけどちょっと笑ってしまった。
追い込みがすごい。あわわ~~~
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