「いい意味で普通」
ストーリーはシンプルで典型的な宇宙船内+宇宙生物モノとして割とよくできていた。
宇宙ステーション内の無重力状態は上手く描いてるし、セットもよく作り込んでる。
日本人としては、日本人役で真田広之を使って変な日本語も喋らせてないので好感も持てる。
ただ、あまりにも既視感のある、ありきたりな展開で、楽しく観れるけどもうちょっとオリジナリティ欲しかったなというのが率直な感想。
火星の生命体の生理や生態は、設定として面白いなとは思うけど、いかんせん造形が。。。
だんだん顔ができてきて爬虫類両生類っぽい顔になるのは普通すぎ。
このタイプの映画は、宇宙生物の造形やデザインがかなりキモになるので、そこは初期のアメーバ・プラナリア系で攻めても良かったような気がする。
ラストは賛否両論だったり、読みやすい感じだったけど個人的には好きな終わり方。
星4付けたいところだけど、好きなジャンルなので厳し目に星3.5。