【「劇場に観にいくほどじゃ…」と思っている人ほど劇場で観てほしい】
度肝抜かれた。
正直予告編が大分他と違った奇妙さがあってエイリアン自体もきちんとした形を目撃できてなくて主演たちも名役者が揃ってたから観る気はあったけど正直期待値としては高くもなく低くもなくという感じ。オデッセイやインターステラーほどの期待値はなかった。
じわりじわりとくる恐怖が脳にすごいいやらしく伝わってきて予告編通り人間を襲いかかってきてからはゾンビ映画より不気味なパニックホラー映画になる。そこからの未知なる敵との死闘は上記で挙げた映画よりもSFSFしてた。
そこがまたよくて生命体-ライフ-自体も人間型をしてないものですごく浪漫がある。なのに浪漫のカケラもない生命体と判断される。ゾンビのように頭を撃てば、音を立てなければなんてものじゃない。『存在自体が無敵』なのだ。
久々のキツめのパニックSFで見終わった後混乱した。
あのパニックにのめり込めた人は恐らく「現実にやつが存在したら…」と想像してしまうはず。
珍しく昼食が喉を通らなかった衝撃映画でした。