まあ観ない理由は無いわな。
これポスター遠くから見た時に気付いたんだけど、バットマンが影になって後ろの白いのが浮き上がって「?」マークになってるのめちゃくちゃオシャレ。
「これバッドマンの必要ある?」というレビューが所々で見られましたが、個人的にはバッドマン程この脚本にマッチするヒーローはいないと思われる。
ただ確かにスーツとか車とかバイクとか、バットマンとして印象的なカッケェ演出は少なかったかも。そういう意味での「バットマンとして観れない」のは一理ある。
最近のヒーロー映画のトレンドとも言える「本当の悪とは?正義とは何?」を派手にやってくれたという印象。
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※ここら辺から少しネタバレ含む。
今回は大方で捉えると「格差社会」によって生まれたヴィランが出てくる。
ブルース・ウェインと似た境遇を持ち、似た者同士が産まれの違いで対立することになる構造になっている。
キャットウーマン(?)もバットマンに似た性質を持っていて、バットマンの人間性を引き出すためのキャラクターとしてめちゃくちゃ良い役割果たしてました。
リドラーに感化された人が「i am revenger.」って言う所ヤバかった。対比表現がこれまでかって言う程使われてた。3時間くらいあるのに無駄なシーンもなかった。
あとリドラーの正体「序盤から出てきた誰かが実は…!?」みたいな展開じゃなくて良かった。
アヴェ・マリアの演出で始まるのも実に気味が悪くて素敵でしたよ。
これは、2期待していいやつですかね…??