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THE BATMAN-ザ・バットマンーのYKのレビュー・感想・評価

4.9
私はどうしてこれを映画館で見いひんかったんやろう。。。

アベマリアが不気味に響くデザインで、
暗闇から現れる登場の仕方は恐怖がうまく表現されていた。

ゴッサムシティは架空の都市だが、80年代の、犯罪とドラックの蔓延るマフィアが牛耳ったNY市を彷彿とさせた。

一つのシーンには一つの情報のみフォーカスさせるカメラワークは、60年代の映画のようでもあるし

夜明けの空に鳥の声が静かに響き渡るような音響が、「ハンガーゲーム」のようでもあった。

脚本家のピーター・クレイグのシグニチャーなのかもしれない。

ほとんど素顔を見せないバットマンの存在感から、ロバートパティンソンの技術の高さも伺えた。

小説を読んでるような気分になり、大変私の好みの映画であった。

背景が一枚絵のようで、どこを切り取っても芸術的だった。

何度でも観れる!
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