私はどうしてこれを映画館で見いひんかったんやろう。。。
アベマリアが不気味に響くデザインで、
暗闇から現れる登場の仕方は恐怖がうまく表現されていた。
ゴッサムシティは架空の都市だが、80年代の、犯罪とドラックの蔓延るマフィアが牛耳ったNY市を彷彿とさせた。
一つのシーンには一つの情報のみフォーカスさせるカメラワークは、60年代の映画のようでもあるし
夜明けの空に鳥の声が静かに響き渡るような音響が、「ハンガーゲーム」のようでもあった。
脚本家のピーター・クレイグのシグニチャーなのかもしれない。
ほとんど素顔を見せないバットマンの存在感から、ロバートパティンソンの技術の高さも伺えた。
小説を読んでるような気分になり、大変私の好みの映画であった。
背景が一枚絵のようで、どこを切り取っても芸術的だった。
何度でも観れる!