THE BATMAN－ザ・バットマンーのネコカワイイのレビュー・感想・評価

ずっと復讐に囚われていた病みバットマンが、最後は、復讐でも恐怖でもなく、自分は「希望」になるんだと決意する。
このラストは、制作時期的に関係ないでしょうが(リドラーがジョーカーと生い立ちが似ていることもあり)、映画「ジョーカー」へのアンサーのように感じました。

あとノーランの3部作同様、現代の政治的な問題やネットでの匿名グループ犯罪などが出てくると、リアルと重ねざるを得ませんね…。

面白かったけど、画面の黒さもゴッサムの街並みも登場人物が抱えている心の傷も、重っ苦しくてやや疲れました…。