ホリトエフスキー

汚れたミルク/あるセールスマンの告発のホリトエフスキーのレビュー・感想・評価

4.2
一言では語りきれない。
同世代にぜひ見てもらいたい。
パキスタンで実際にあった、ネスレ社の粉ミルク使用法をめぐるドキュメンタリー。
貧困から適量よりも少ない量で、しかも下水に近い水で作られた粉ミルクにより、たくさんの赤ん坊がこの世を去ってしまったそう。タリバン政権が、女性の勉学をアンサポートしており、識字率が上がらないことも要因の一つだとか。
映画は、元ネスレ社の営業マンの告発を起点に展開する。
この映画がこれまで何度も何度も公開を見送られ(何の圧力があったんだ。。)、この冬、日本のシネマカリテで世界初公開になったことをとても誇らしく思うのです。

企画段階の演出も入れることで、この映画を作る苦悩みたいなところが感じられて良くできた脚本だなぁと思った。
ホリトエフスキー

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