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汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

Tigers

上映日:2017年03月04日

製作国:
  • イギリス
  • インド
  • フランス
  • / 上映時間:90分
    監督
    ダニス・タノヴィッチ
    脚本
    ダニス・タノヴィッチ
    アンディ・パターソン
    キャスト
    イムラーン・ハーシュミー
    ギータンジャリ
    ダニー・ヒューストン
    ハリド・アブダラ
    アディル・フセイン
    サティーヤディーブ・ミシュラ
    マリアム・ダボ
    ハイノ・フェルヒ
    サム・リード
    ビノード・ナグパル
    スプリヤ・パタク
    あらすじ
    あるグローバル企業が、パキスタンで粉ミルクを強引に販売したことによって、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児の死亡率が増加してしまう。その現状を知ったセールスマンのアヤンは、自らが販売した粉ミルクが子供たちの命を奪っている事に気づき、巨大企業を訴えようとする…。

    「汚れたミルク/あるセールスマンの告発」に投稿された感想・レビュー

    ニーナ
    ニーナの感想・レビュー
    11時間
    4.0

    このレビューはネタバレを含みます

    全く知らなかったことだったので、観てよかった。
    乳児たちのひどくやせ細った姿を見ても、営利の追求を第一に考えるなんて本当に恐ろしい。
    映画で記録を残したことは、とても意義があると思う。たくさんの人に観てほしい。
    さくもち
    さくもちの感想・レビュー
    20時間
    3.3

    このレビューはネタバレを含みます

    観賞前の期待値を少し上げてしまっていたな、と少し反省した

    ドキュメンタリーテイストで、映画っぽさは弱かった

    訴えたいことは明白で、とても分かるのだが、もう少し複雑化したものが欲しかった気もする

    大手企業だけにこれは公開までがたいへんだったんだろうな、、としみじみと感じるので製作に拍手を送りたい
    木津毅TsuyoshiKizu
    木津毅TsuyoshiKizuの感想・レビュー
    1日
    3.3

    このレビューはネタバレを含みます

     “社会派”ダニス・タノヴィッチが前面に出た作品で、多少のメタ的構造はありつつも『鉄くず拾いの物語』ほど入り組んではいない。そこをどう捉えるかが評価の分かれ目だろうが、自分はタノヴィッチはもっと凝ったことができる作家だとは思う(ので、どちらかと言えばそちらを期待したい)。
     ただ、モデルとなった実在の事件に関わった大企業名を敢えて少しだけ晒す、という選択はタノヴィッチ本人の苛立ちが見えるようでニクい。そしてまた、ドキュメンタリー制作が頓挫していく過程のリアルさは彼自身が感じていることだろう。つまりこれは「こういう事件がありました」という単純なルポではまったくなく、グローバリズムの暴力が「何を隠すか」を巧妙に語り、静かに憤る<フィクション>である。
    TS
    TSの感想・レビュー
    1日
    3.6
    タイトルが全てを物語ってる

    内容のリアリティーは凄いんだど
    映画として迫力は弱い感じがした

    告発する勇気はもちろんだが
    世界の実状をどこまでの
    人間が知ってるのか
    本当にそれで正しいのか・・・

    公開館数が少なめだけど
    多くの人に観てほしい作品です
    akekokko
    akekokkoの感想・レビュー
    1日
    3.0

    このレビューはネタバレを含みます

    発展途上国での粉ミルク事件。
    良かれと思い、やってきたセールスマンの行いがやがて悲劇を巻き起こすと言う実話。

    私、今の今まで粉ミルクと水の関係を深く考えた事がなかった。
    多分、水に恵まれた多くの国の人は粉ミルクを決められた分量で量り作って飲ませているはず。

    考えてみたらそんな事直ぐわかるよね、衛生面の悪いところでの汚染された水を使って粉ミルクを作る。
    産まれたばかりの抵抗力の無い赤ちゃんはたちまち病気になって、最悪は命をも奪われてしまう。
    当たり前の当たり前であることの環境の中で、世の中の見えていない真実がいっぱいあることを考えさせられた。
    ゾッとした…
    これはパキスタンでの話だったけど、以前、バングラデシュのクルナ地方へ行った時、そこに住んでる人々は海水のような濁った水を飲んでいた。
    自分達はこれが普通なの、海水みたいな水のせいで肌の色もダッカの人達に比べると黒いのよ。と言っていたのを思い出した。
    基本ミネラルウォーターを飲んでいたが歯みがきの時は水道水を使用していた。
    そのせいか分かりませんがお腹を三回も壊しちゃいました。
    後にヒ素の問題とかも聞いたんでビックリしました。

    話は少しそれましたが…

    映画の中で実名は伏せておこうと言ってしっかり出していたのには笑っちゃいました。
    あれは精一杯の事だったんだろうな。

    発展途上国の問題はこれだけではないのだろうという現実を改めて考えさせられた映画でした。
    hinano
    hinanoの感想・レビュー
    1日
    3.6
    実話を基にした物語。健康被害を分かっていながらも利益の追及をやめない企業の存在。残酷な事実ですが、この問題がどういう終着点を辿ったかよりも、その事実をどのように受け止めるかを我々に投げ掛けているような作品でした。衝撃的な乳幼児の映像は私たちに一体何を訴えかけているのか。同じ地球の上で起こっている出来事を知るという意味でも、一見の価値があると思います。
    ShinMakita
    ShinMakitaの感想・レビュー
    1日
    2.2


    1990年代後半のパキスタン。国内製薬会社のMRアヤンは、病院に出向いて医師に面会を求める毎日を送っていたが、最近限界を感じていた。医師たちはみな、高価でも多国籍大企業の薬ばかりを採用しているのだ。ブランド力には敵わない…と考えたアヤンは、一念発起して国際乳製品企業ラスタの営業職の採用面接に挑戦する。大学中退という学歴がネックだったが、これまでアヤンが開拓したコネと手腕が買われて見事合格。地元の小児科病院に乳児栄養粉ミルクを採用してもらうべく、さっそく営業を開始する。会社から接待金を渡されたアヤンは、病院スタッフや医師にバラまき好感を得ると、瞬く間にミルク販売の成績を上げ、上司からも褒められるようになった。新居も購入し、まさに営業マンとして順風満帆の日々。しかしある時、彼はある事実を知ることになる。パキスタンは水道の水質管理が不完全で、多くの一般家庭は、医師が処方する粉ミルクを汚れた水に溶いて使用していたのだ。そのため、ミルクを使用した乳児の中で、下痢症による脱水で死亡する事例が相次いでいたのである。ラスタはその事実を知りながら、何の注意喚起もせず闇雲にミルクの販売を続けていた。アヤンはラスタを辞職し、この事実を告発しようと決心する…



    という「汚れたミルク/あるセールスマンの告発」を鑑賞。


    実話の内部告発映画って、まあたくさんありますよね。マイケル・マンの「インサイダー」とかマット・デイモンの「インフォーマント」とか。しかしこの映画が普通の内部告発モノと違うのは、内部告発映画を製作する過程もドラマにするというメタ構造を取り入れている点。「汚れたミルク」の監督やプロデューサーらが、アヤンとskypeで会議して、映画を作るべきかどうかを議論しながら物語が進むんです。アヤン側の言い分に対し、充分に裏付けを取りながら慎重に製作する姿勢も見せているんですね。2006年の「汚れたミルク」製作準備中に新事実が発覚したりしてね。それが結構スリリングだったりするわけです。オチはややしょんぼり感が否めないし、ミルクに責任がないと言えばないわけで、ハナシとしてはちょっとパンチ不足だったかなと。ラスタが「ネスレ」のことであることをモロ出しした勇気と、老けたマリアム・ダボの格好良さに免じて、合格点はつけておきます。


    しかし、1970年代からアフリカの途上国で既に分かっている「汚れたミルク問題」を、企業が90年代に入っても無視していたという事実はやはり問題だよなぁ。
    ニコラ
    ニコラの感想・レビュー
    1日
    -

    このレビューはネタバレを含みます

    実話ベースにしてはすっごいうやむやな終わり方でちょっと拍子抜け。
    内部告発をドキュメンタリータッチに描きたかったのか、翻弄される主人公を描きたかったのか、どっちも中途半端で本題がどこにあるのか見失ってる感。
    多分内部告発の事実をただ映画にしたんじゃ弱かったからこそ、その制作過程も取り込んだんだろうなー。
    主人公がすごい正義漢なのかと思いきや最後でそのイメージが覆されるし、なんなんだコイツ…って感じで。
    詰めが甘すぎるぜ、アヤンさん。
    なんか観てるうちに結局ミルクのせいじゃなくて水のせいなのでは…という気持ちにさせられてしまった。
    もっとエビデンス(時間をかけて証明したと言っていたし)を盛り込んでも良かったのでは。
    育児中の身としてはこれを観て「粉ミルクは毒!母乳以外はクソ!」みたいな人が湧いてこないといいなぁと切に願う。
    叡福寺清子
    叡福寺清子の感想・レビュー
    2日
    3.5
    パキスタンで実際に起こった粉ミルク問題を題材にした作品.
    内部告発した元ネスレ営業マンの証言を基にして映画撮るよ,という映画になっててメタ構造(言いたいだけ!).
    映画としては後半,特にドイツ行ってからが駆け足過ぎてちょっとついていけなかったという感想.冒頭のテレビの件はパキスタンすげぇって笑ったけど.
    社会問題を提起されて,どう感じたか.
    ネスレ側にすりゃ用法書いてるでそってことなんだろうけど,識字率50%程度の国家だぞパキスタンそんなのスラムの人らわからんやろ,んなこと知るかボケ俺達は利益追求しちゃ駄目なの?んなことだったら水とセットで売りゃよかったそしたらもっと金儲けできたのに!ってやり取りがあったのかしら.
    この手の活動家は自己の正義を盲信するあまり違法・暴走行為も正当化することあるから鵜呑みにしちゃ駄目.本作では第三者や弁護士が加わっているようなのでそーゆー事はないと思います,たぶんね.それでも二人の乳幼児の写真はなぁ・・・
    もっともネスレ側にしても危ない感じの人使っちゃ駄目だよね,ではあります.
    ちなみにネスレの公式HPに本作に関する会社の見解が掲載されています.両方の意見を聞いてから判断しないとね.
    とはいえ,金持ってる企業の主張の方が良いように聞こえちゃうんでそこんところの補正も必要.
    たけし
    たけしの感想・レビュー
    2日
    3.0

    このレビューはネタバレを含みます

    もうちょっとだけエンタメ的な感じにしてくれた方が私としてはよかったかなぁ。
    ちょっとドキュメンタリー側に振りすぎてて。
    実際そんなことがあったと言うことが知れた事は有意義でした。
    でも、ドイツで放映が見送られて、で、この上映?その間の経緯の説明のくだりはあったのかな?見逃したのかな?

    実話がまだ決着ついてないとのことで、映画的にも決着させられてないところが作品としては辛いところかな?

    泣きながら見られてた方もおられたので、多分、子供の環境絡みのテーマにハマる人には感動的な作品だと思います。

    パンフがサラエヴォの銃声?との共通のパンフって変わってるなー。
    って、それ、今見た映画で予告編やってたやつやん!まだ上映してない作品のパンフ買ったことになる。見るかどうかもわからんのに!という変わった初体験もできました。
    よく考えると、これ、新手の商売の仕方かな?見に来いと・・・。
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